「発想の地平線」に到達すると、次に確認や調査に入ります。いよいよ、アイデアを具体化する段階に入ります。
先ずアイデアのイメージを固めよう!
ここで、発想を発展させるときに、確認や調査で注意しなければいけないことがあります。調査や確認は、仮説を持たないで眺めると先入観を持ってしまう危険性があります。例えば、「真夏においしくチョコレートを食べる」企画でも、アイデアを出す前に関連する商品やデータを調べ始めると、自分の発想に似た商品を発見したり、調べたデータだけでは自分のアイデアを裏付けてくれるようにならなかったり、アイデアがしぼんでいく可能性があります。一度アイデアが萎むと、先入観が生まれて、新しいアイデアを展開するワクワク感が消えてしまう場合があります。そこで、「発想の地平線」まで到達して、自分なりに商品の仮説をもった上で、確認や調査を行います。
アイデアに伴った商品やサービスイメージを使って、確認や調査を行うポイントをあげましょう。
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イチゼロの確認をしないこと。
イチゼロの確認とは、ある、なしを指します。類似商品があった、なかったとか、想定顧客がいる、いない。アイデアの多くは、よく似た事例や代替手段があることがほとんどです。イチゼロで確認するのではなく、類似点と相違点を確認してください。「真夏のチョコドリンク」もコンビニ向け商品にありそうですが、どこが同じで、どこが違うのかを調べることです。
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用途だけで判断することは避けること。
改善を促し、新しい効果を出すことは、アイデアを出す最初からの狙いです。アイデアの効能や効果を使って○○を改善するといったことはよくあることです。問題はアイデアを使う場面や状況です。「真夏のチョコドリンク」では、ビジネスパーソンに飲んでもらおうという意図は良いのですが、チョコドリンクを飲む場所や状況はどうでしょうか。オフイスやコンビニといった限定領域だけを念頭にアイデアの発想者が考えているなら、企画としては狭いものとなってしまいます。遠足や行楽、夜食やスポーツあとといった場面では違ったアイデアが生まれる場合もあります。ここでは、アイデアの効果や効能には注目しますが、用途や使われる場面、状況を絞り込むにはまだ早いと思ってください。まだ、「発想の水平線」には到達していないとも言えます。
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調査に関連するデータを集めてから判断することは避けること。
先に述べたように先入観での調査は、発想を委縮させてしまいます。アイデアに関連する商品イメージが出来上がった段階で調査することにしましょう。商品の仮説がない場合はさらにアイデアを膨らませる必要があります。
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最新の情報を使うこと。
調査や確認には、書籍や報告書、インターネットで行うことがこの段階では多いと思います。情報はできるだけ最新のものを使いましょう。「真夏のチョコドリンク」も自分のご褒美に何を買うかといった下図の調査を使うと有望かもしれません。

出典:株式会社 Media
Shakers (メディア・シェイカーズ)の運営している調査より抜粋
調査や確認の段取りをしよう!
「発想の地平線」に到達すると、確認や調査をする項目が出てきて、何から手をつければ良いかわからなくなります。そこで、「真夏のチョコドリンク」の例で下表を見てください。
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コンテンツ(中身) |
プロセス(段取り、流れ) |
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このような表を書く必要はないかもしれません。大事なのは、コンテンツとプロセスを分けることです。調査や確認が必要な時、アイデアの中身を検証する(=コンテンツ)と調査や確認の仕方(=プロセス)を分けることです。このように整理しておくと、後はチェックして行動を起こすだけですね。
次はあなたのアイデアでプラクティスしてみましょう。
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