【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:複製防ぐ『おとり機能』、悪用すれば『仮装』技術に」から

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2018.6.1  日経産業新聞の記事事業「TechnoSalon:複製防ぐ『おとり機能』、悪用すれば『仮装』技術に」から

起源は古く改ざん検知から

コラムの著者 志村 幸雄氏(技術評論家)は、米ニューヨーク州の田舎町 Agloeの由来について触れ、その「おとり」についてLSIや自動車の排ガス検査不正について語っている。

◯排ガス検査不正にも

 志村氏によれば、Agloeは一部の地図には記載されたことはあっても実際は存在しない「仮想の町」だという。今でもニューヨーク市の北西200キロメートルほどの現地に近づくと「アグローへようこそ」という小さな看板はあるが、どう贔屓目に見ても町のイメージには無縁だという。

こんな絵空事が一人歩きするようになったのは、ガソリンスタンドで配る地図の作成にあたった二人の地図製作者が、自分達の名前の最初の1文字をとって仮想の地名を考案し、地図に掲載した。では動機は何か。

仮に複製されたら、たちどころにそれを見抜く「おとり」だったと聞けば理解出来る。改ざん検知であったわけだ。

同様なことが最先端技術の世界にもある。例えば半導体でLSIの先行メーカーの設計者は、自社開発の複製品の出現を見破る方法として回路パターンに「おとり回路」なるものを採用しているともいう。回路パターン自体は、著作権で保護されており、違反者は有無を言わせずに責任が問われる。

問題は、おとり機能は、仮装あるいは偽装につながるという。自動車メーカーの不正問題で、俎上に載った「ディフィートデバイス(無効化機能)」がその典型例だという。排ガス試験時には、浄化装置が正常に働き、通常の運転時には働かず、そのまま排ガスをはきだすというもの。このような仮装あるいは偽装手段に「おとり機能」を使われては問題がある。🔧🚖🎓📖🔎⚡🌍happy01

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