2026.7.27 日本経済新聞の記事「令和なコトバ:大課長」から
部長になっても変わらぬ器
コラムの著者 福光 恵氏(ライター)が取り上げた言葉は、「大課長」である。この言葉は10年ほど前から一部の業界には使われてはいたが、本格的に知名度を上げたのはここ数年前だという。
○「大」は強調の意味で使われるが、大課長は少し異なる
福光氏によれば、長くフリーライターをやっていると、原稿に出てくる単語に無意識に付け加えてしまう漢字があるという。その筆頭が「大」で、パノラマよりも大パノラマ、行列よりも大行列、ヒットよりも大ヒットといった具合である。このように「大」は強調の意味で使われることが多い。
だが、強調の意味での「大」ではない新しい「大〇〇」の1つに「大課長」があるという。課長なのに社長級に偉そうな人か、あるいは褒め言葉として、課長なのに部下たちに寄り添ってくれる人などと想像したが、どちらも違うという。
著書「上司はリスクばかり指摘する 会社を潰す『大課長』問題」の林宏昌氏(コンサルティング会社のリデザインワーク社長)に解説してもらうと、大課長とは
「部長とか本部長とか、課長より上の役職でありながら、課長と同じ視点で、短期の物事や現場の具体的な各論まのところで仕事をし続けている管理職」
を示すという。課長のマインドを捨てないままで、それ以上の役職についている人のことを指すようだという。問題は、偉そうぶらない良い上司ではなく、部長であれば時間軸が長く仕事を見渡して、戦略を立てつつ、実現させていくような視点がないということである。
長期ビジョンを持たない管理職ばかりになれば、会社が成長する機会を奪われてしまう。逆に足元ばかりみている大課長が状況の悪化を見逃し、気付いた時には手遅れとなってしまうという課題も生じる。現場では、細部を知らないと気が済まない大課長タイプの部長や本部長が増えれば、同じ報告を何度もする羽目になり非効率極まりない。
確かに日本経済が減速し、プレイングマネージャーにならざるを得ないことも、困った大課長が増えた要因のようだという。今や大課長が管理職の大部分となってくると、さまざまな課題が持ち上がると、林氏は指摘している。🪑💬📱👛🛒🛜👧👦🚙🎥⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
コメントを残す