2026.8.30 日本経済新聞の記事「〈サイエンスNextViews〉異質な強力エルニーニョ」から
温暖化との関係解明を
コラムの著者 安藤 淳氏(日本経済新聞社 編集委員)が取り上げているのは、今春に太平洋の熱帯地域で発生したエルニーニョに関するものである。今回は通常規模とはことなり「スーパーエルニーニョ」になると予測されている。だが、その詳細を調査すると規模もさることながら不思議な現象が認められるとのことである。
○海水温の分布パターンも従来の学説に一致せず
安藤氏によれば、エルニーニョ現象とは、ペルー沖などの熱帯太平洋の東部で海面水温が平年より高く、フィリピン沖など西部で低めになる現象だという。太平洋の上空の偏西風の流れを変え、遠くの天候を左右する「テレコネクション」を起こすと言う。
日本の「令和8年8月千葉豪雨」やEUの「コペルニクス気候変動サービス」は欧州を繰り返し襲う猛暑もエルニーニョ現象が関与しているという。エルニーニョ現象は一般的に数年ごとに発生する自然現象だが、専門家によると今回はやや異質だとの見方が多いと言う。エルニーニョと「太平洋10年規模振動」(PDO)と呼ばれる海水温の分布パターンの変動との関係も通説と一致していない。PDOはプラスとマイナスの状態があり、2020年ごろからマイナスが続いているという。マイナスではエルニーニョ現象の逆であるラーニャが発生しやすいと通説だが、現実は逆に強いエルニーニョ現象が起きつつある。専門家によれば確実に言えることは「2027年の地球平均気温は過去最高だった2024年を超えて記録を更新する」ことである。強いエルニーニョ現象は地球全体の気温を押し上げる。エルニーニョ現象がピークとなる冬から少し遅れて、気温上昇が最大になる。そこに大気中の二酸化炭素の増加や大気汚染の改善に伴う微小粒子の減少などのために温暖化が拍車を掛ける。
コラムの解説では結局強いエルニーニョや偏西風の変化が地球温暖化にどのような影響を与え、極端気象を起こすのかといったメカニズムはわかっていないという。☔️☁️☀️🌡️🎓🏢🗻🔥🌳🎓💡💬📻⚡️🏙️🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇵🇪🇵🇭
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