2026.9.12 日本経済新聞の記事「こころの健康学:人の温かみとデジタルの力」から
命守るデジタル機器
コラムの著者 大野 裕氏(認知行動療法研修開発センター)は、東京都の取り組みを中心に、自ら命を絶とうとする人へのセルフケアについて語っている。
◯自分の世界に入り込んでしまう人に外に目を向けるきっかけを
大野氏によれば、自ら命を絶とうとする人は一時的に視野や狭くなるという。様々な相談先や解決策があるはずなのに、それが見えなくなってしまっている。相談先を調べ探すだけの気力も無くなって、絶望してしまうのである。
東京都のウェブページ「東京都こころといのちのほっとナビ」のセルフケアのコーナーは、そうした人たちの視野を広げようと工夫されているという。大野氏自身も同ページにYouTubeチャネル「こころコンディショナー」や対話型チャットボットを提供しているという。
確かに悩んでいる時に、人に相談することはハードルが高いこともある。そんな時デジタル機器の方が気楽に利用できて必要な情報を集めることができるという。軽い落ち込みであれば、チャットボットを使って楽になることが報告されているという。
その一方でインターネット調査では認知行動療法を受ける時に、相談相手が人の方が良いと考えている人が6割なのに対して、デジタル機器が良いと考える人は1割にも満たなかったという。悩んでいる人には人の温もりもまた薬になるという。
こうしたデジタルシステムと対人相談の効果的な組み合わせが、自分の世界の中に入り込んでいる人にとって外部に目を向けるきっかけになると大野氏は考えている。🤖🛜💬❤️🍻👩💻📖✒️📕🧑⚕️👦👩🤝👨💡👦👧💰📓🗺️🚢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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