【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「漢字そぞろ歩き:『絵に描いた餅』はどんな餅」から

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2026.10.31  日本経済新聞の記事「漢字そぞろ歩き:『絵に描いた餅』はどんな餅」から

中国において皇帝の側近集団を人事採用する際に避けられた「画餅」

コラムの著者 阿辻 哲次(漢字学者) 氏が取り上げたのは「餅」の逸話である。実は、中国と日本では「餅」の指している食べ物が違うという。

◯日本の餅は、神に捧げる神饌で、もち米が主材料

阿辻氏によれば、日本ではもち米を原料とするものが多いが、中国では、最古の漢字字典「説文解字」では「餅」は「小麦粉を練って蒸した食品」とあるという。今も中国では「餅」を月餅のように、小麦粉を練って加工した食品の総称に使われる。

では、日本でいう「絵に描いた餅」の起源は中国であって、「画餅」と書くという。その故事は、中国の古代王朝「魏」の第2代明帝の発した言葉にあるという。当時人事長官であった盧毓(りいく)に、優秀な人材を集め、明帝の側近集団を作れと命じた。

盧毓は早速人選に取り掛かったが、その時明帝は「名有る者をとる勿れ、名は地に画(か)きて餅を作すがごとし、啖う可らず」と告げたという(「三国志」魏志「盧毓伝」)。つまり、明帝は名声や評判だけで人を集めてはならない。世間の評判など地面に描かれた「餅」と同じで食べられず、名前だけの物もそれと同じで、使い物にならない」という注意であった。この故事から「評判だけ良くて、実際には何の役にも立たないこと」を「画餅」というようになったという。

日本では、「画餅(がへい、がべい)」の音だけ聞いても意味がわからないことから、「画に描いた餅」と言われることとなった。この「餅」は、魏の時代の小麦粉原料のもので日本のもち米のものとは違うと阿辻氏は説明している。🥮🌾🥄🎓🧐👦👩🤝👨💡👦👧💰📓🗺️🚢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇨🇳

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