2025.11.21 日本経済新聞の記事「私見卓見:リスキリング『つながる』利点も」から
社会人のリスキリング(学び直し)が進まないのは?
コラムの著者 西野 偉彦氏(第一生命経済研究所 主任研究員)は同研究所の調査などをもとに社会人の学び直しについて必要性は認める結果が得られているが、実行に繋がっていない点に注目している。
◯学び直しの成果が目に見えたメリットにつながっていない
第一生命経済研究所が今年3月に全国1万人に行った調査で、「学び直しは必要だ」とする人は80%以上に達しているという。一方で、実際に「学び直しをしたことがある」という割合は33%程度に止まり、学び直しの必要性と経験の有無に大きなギャップがあることがわかった。
ではどうして社会人の学び直しは進まないのであろうか。その要因の1つに、結果による具体的なメリットが実感できないという点が挙げられる。例えば「給料が上がった」「昇進・昇格した」「希望する部署や職種への異動や転職して希望する仕事につけた」という割合は、いずれも35%程度であった。学び直しへの意欲があっても、成果が評価されないと、実際に学び直そうという割合は低くなる。企業側としては、学び直しによる職場でのメリットを示し、促進する整備が不可欠であることがわかる。
一方、西野氏も自分自身がキャリアアップのために大学院に進学した経験があるという。確かにスキルを高めることはあるが、実は異なった背景や知見をもつ学友との出会いなど、それまで自身にはなかった「つながり」が得られたことが大いに役立ったという。学び直しを行う本人が自らメリットを見出すこともモチベーションになることに気づくべきかもしれない。💦💬🧑⚕️👦👩🤝👨💡❤️👦👧💰📓🗺️🚢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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