【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き) 虎」から

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2026.3.21 日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き) 虎」から

恐れられた猛獣、逸話あまた

コラムの著者 阿辻 哲次氏(漢字学者)が取り上げた漢字は「虎」にまつわる幾つかの話である。「虎」は紀元前1300年前後から使われる「甲骨文字」にもある象形文字で、牙のある口と鋭い爪のある脚、長い尾、そして縦縞模様が数本の線で描かれている。

◯中国や日本で使われる「虎」の字形には縦縞はない

阿辻氏によれば、縦縞のない「虎」の感じは、「虍(とらかんむり)」と「儿(ひとあし、にんにょう)」の組み合わせになっている。後にトラに関する漢字を作る時には、この「虍」でトラの意を表した。事例としては、「虐」で、「虍」に「爪」が変わったもので、「虐」は「虎の爪で引っ掻かれる」という意味で、それは身の毛もよだつ、悍ましい背景を持つ漢字であるという。

阿辻氏は虎に関する逸話を幾つか紹介している;

  • 「苛政は虎よりも猛なり」:孔子が虎が住むと呼ばれる泰山の近くを通りかかると、一人の女が墓の前で泣いている。弟子の一人が泣いているわけを聞くと「舅が虎に食い殺され、夫も同じ目にあったが、先日は子どもまで殺された」と答えたという。驚いた孔子が「どうしてこれほど恐ろしい土地から離れないのか」と尋ねると、女は「ここには『苛政』がないからね。」と答えたと言う。そう、「苛政は虎よりもおそろしいのだ」と。「苛政」とは重税や過酷な懲役などの暴政で、孔子はそれが、虎のような猛獣よりも恐ろしいと語ったという。

  • 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」:『後漢書』班超伝では、シルクロードの地に派遣された指揮官、班超が、遊牧国家「匈奴」から攻撃を受けるのでは、と不安がる部下の兵士たちに「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と語って、夜襲を仕掛けて攻め込んだ故事による。

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