【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き)四字熟語の『リズム』」から

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2026.5.23 日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き)四字熟語の『リズム』」から

「一衣帯水」、どう切って読む?

コラムの著者 阿辻 哲次氏(漢字学者)が取り上げた話題は四字熟語で意味を掴んで読むリズムについて語っている。日中国交正常化の1972年9月に使われた声明文でしばしば出てきた「一衣帯水」をどう読むかについて解説している。

◯訓読すれば「一の衣帯の水」で1+2+1のリズム

阿辻氏によると、中国語ができる限り2文字で単語を作ろうとする性格が強いことから、四字熟語では2+2、つまり2文字ずつ区切った前と後の2字ずつに分けて解釈するものだという、半ば刷り込みのような感覚があるという。例えば、「四面楚歌」では、「四面」が「楚歌」しているし、「臥薪嘗胆」には「臥薪」した人と「嘗胆」した人がいる。これらは2+2のリズムである。

しかし、2+2では誤解が生じる場合があると言う。例えば「五里霧中」である。これは、状況や手がかりをつかめず、見通しが立たないという故事成語であるが、2+1+1で、「五里・霧・中」が正しいリズムである。2+2で考えると、「五里」と「霧中」が誤って「夢中」と書いてしまい、そこから「五里もの道を夢中になって歩くこと」と誤った解釈が出てくる。これも2+2の心理バイアスによって間違えやすいリズムである。

一方、注目している「一衣帯水」は、変則的で1+2+1のリズムであり、訓読すれば「一の衣帯の水」となる。意味的には「1本の衣帯(ベルト)のように細い水」を示している。つまり、声明文の一衣帯水は、中国と日本との間は一衣帯水という「間に細い水流しかない両国」を表しており、近しい隣国であることをいっているという。近頃の両国に流れる不協和音、あるいはちょっとしたリズムの取違いに端を発したものかもしれない。🖌️👦👶🏫💬👩🤝❤️👦👧💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇹🇷

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