【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き) 西瓜」から

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2026.6.20 日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き) 西瓜」から

西から来た艶めかしい美玉

コラムの著者 阿辻 哲次氏(漢字学者)が取り上げた漢字にまつわる逸話は、中国で最も出会う果物の「西瓜」である。スイカを「西瓜」と書くのは西から伝わってきた瓜だからであるという。

◯国内に亜熱帯地域も含む中国では年中どこかで西瓜が手に入る

阿辻氏によると、日本では夏の果物である西瓜だが、中国では、冬は海南、春から初夏は雲南、夏は江蘇や甘粛と、年中スイカがどこかで手にいれることができるという。夏場は特に、西瓜には身体の熱を下がる効果があるとされるから大量に出回り、農産物市場ではあきれるほど大量に積まれた西瓜が、次から次へと売れていくという。中国は世界最大の西瓜生産国であり、十数億の人口が消費する量は大量で、通年で6000万トン以上を生産するという。

阿辻氏によれば西瓜を詠んだ文学作品として、元朝末期の詩人、楊維楨の「内人剖瓜詞(ないじんほうかし)」があるという。夏の午後に、井戸水で冷やした西瓜で暑さをしのぐ女性たちの様子を描いた、艶かしい作品である。

舞台はどこかのお屋敷で、吹く風が気持ちのいい午後、昼寝から目覚めた奥方が薄物の袖をあげれば、ピンクのブレスレットが鮮やかだ、という描写から始まり、侍女が井戸水で冷やした「朱陵瓜(5色の模様がある西瓜)」にナイフを入れようとすると、

「鸞刀いまだ円き玉升を破らざるに、斗は破れ紅氷に驚きて手より落つ」:

訳:「鳳凰の飾りがついたナイフで、翡翠のような西瓜を切ろうとしたら、赤い氷のような果肉が出てきて、その冷たさに驚いて落としそうになった」

と詩は詠じている。

さぞかし、艶かしい風情であろうか。🍉🍈🧑‍🏫👦👶🥩🏫💬👩🤝❤️👦👧💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇹🇷

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