【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き) くわばらくわばら」から

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2026.6.27 日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き) くわばらくわばら」から

あの怨霊の怒り鎮める呪文

コラムの著者 阿辻 哲次氏(漢字学者)が取り上げた漢字にまつわる逸話は「くわばらくわばら」というまじない言葉と「雷」である。

◯大地を揺るがす轟音と天地を切り裂く閃光の形態を雷の下の「田」で表現

阿辻氏によると、「くわばらくわばら」というまじない言葉は漢字で「桑原桑原」と書き、菅原道真の所領地「桑原」に「雷」が落ちなかったことが文言の由来があると伝えられているという。

江戸時代の国学者小野高尚が神道や官制などの有職故実を記した「夏山雑談」の巻3に「桑原」と「雷」の由来について触れている;

「桑原といふ所は、むかし菅家のしろしめたる所なり、延長の霹靂其の後、度々雷の堕ちたりし時、この桑原には一度も落ちず、雷の災のなかりしとかや、これによって女中の児女子いかづちの鳴る時は桑原々々といひて咒しけるとなり」

文中の「延長の霹靂」は平安時代の延長8年(930年)に内裏清涼殿が落雷に被災し、菅原道真の左遷に関わった貴族や公卿が亡くなったことをいう。菅原道真の怨霊による復讐と恐れた朝廷は、菅原道真の怒りを鎮めるために京都の七野の1つ「北野」の地に菅原道真を祀る社殿を建てた。これが現在の北野天満宮の起源であるという。

雷が落ちなかったという「桑原」は北野天満宮の近くにあった(現在の京都市中京区桑原町)とされたのだという。伝承では、ある時、雲の上から雷の子どもが誤って寺の古井戸に落ちてしまった。井戸から出られない雷の子どもが、もう二度と桑原の地に雷を落とさないと寺の和尚さんに約束をして、助けられたという。

「雷」は大地を揺るがす轟音と天地を切り裂く閃光の形態を、ぐるぐる回転するイメージで表した。「雷」の下の「田」で表現し、宇宙の気が回転する様を描いていると阿辻氏は説明している。👩‍💻⚡️👦👶🥩🏫💬👩🤝❤️👦👧💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵

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