2026.10.22 日本経済新聞の記事「私見卓見:上司が部下に相談してみては」から
上司が部下に相談することで5つの効果が生まれる
コラムの著者 田村 和生氏(キャリアコンサルタント・SANWAバリュー代表取締役)によれば、上司は現場の課題を解決する答えを持っている人でなければならないと思い込みやすい。だが、時には自分から部下に相談することで、部下の力を引き出せることがあるという。
◯重要なことは部下の力を信じる相談になっているかである
一般的に「報連相」といえば、部下から上司への報告、連絡、相談を指すことが多い。しかし、田村氏は実施には上司が部下に相談することにも大きな意味があると言う。
上司から相談を受けた部下は、単に質問に答えるだけではない。多くの場合、その心の中には次のような変化が起こる。
- 「自分に意見を求めてくれた」
- 「自分は頼りにされている」
- 「期待に応えたい」
といった心理的な変化である。この心理的な変化は命令や指示だけでは生まれにくい。人は自分の存在が必要とされていると感じた時、主体性は発揮されやすくなる。相談を受けることで、その仕事は単なる上司の仕事ではなく、自分にも関わるべき仕事に変わっていくという。結果として、当事者意識が生まれ、協力しようとする姿勢も強まりやすい。
上司が部下に相談することによる効果について、田村氏は以下の5つを挙げている:
- 部下の承認欲求が満たされやすくなる
- 自分が役に立てるという自己効力感が高まる
- 上司が自己開示をしてくれたことで信頼感が深まる
- 仕事への当事者意識が生まれる
- 期待に応えようとする意欲が高まる
といった効果が期待できる。
上司は少しだけ自分のプライドを脇に置き、部下を信頼して相談してみる。その小さな姿勢の変化の積み重ねが、部下の成長と主体性、チームの力を大きく変えて行くことになると、田村氏はみている。🏬🏫💬🏢🧑⚕️👦👩🤝👨💡❤️👦👧💰📓🗺️🚢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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