2026.11.1 日本経済新聞の記事「地球外生命探査へ、東大が宇宙に『100メートル望遠鏡』」から
小型衛星3個
コラムの著者 森 栞奈氏(日本経済新聞社)によれば、2031年に東京大学などが3基の小型人工衛星で直径100メートル級の仮想望遠鏡を宇宙に構築するという。遠方の天体を高画質に捉える技術を実証実験し、2040年代にEUの大型プロジェクトに繋げる。
○地球外生命の探索プロジェクトをEUが2040年代に
森氏によれば、EUの大型プロジェクトは、地球外生命の探索で2040年を目指している。地球外生命体は存在するのか。科学が発展した現代でも大きな謎とされている。確かに地球に似た惑星はいくつか見つかっているが、多くは太陽系外にあり、高性能な望遠鏡の開発が必要とされている。
東京大学の開発プロジェクトはおおいぬ座のシリウスに由来して「SEIRIOS(セイリオス)計画」と呼ばれ、地球軌道上に100メートル級の望遠鏡を構築するものである。
3基の小型人工衛星が連携して、仮想の巨大な望遠鏡を作る。2030年ごろに日本のロケットを打ち上げ、31年度まで試験する予定である。このような複数の人工衛星を連携させて運用する技術は、「フォーメーションフライト(編隊飛行)」と呼ばれ、3基の人工衛星を最大50メートル間隔で横並びに飛行させる。具体的には、両端の子機が捉えた光を鏡で中央の親機に集め、高画質な天体画像を作り出すという。
フォーメーションフライトで許される衛星の向きの誤差は1ミリメートル以下という厳しいものである。3基はお互いにリアルタイムで通信し、姿勢制御を行う。望遠鏡の口径が大きいほど広い範囲で僅かに違った方向から飛んでくる光が見分けられるという。ロケットの積載量や打ち上げコストを考えると、自ずと望遠鏡のサイズは限定される。東京大学の試みは、50キログラム級の小型人工衛星で輸送コストを抑え、巨大な望遠鏡を作るという野心的なものである。
大型望遠鏡によって、地球外生命体の探索とともに、人類がまだ観測していない暗黒物質などの探査も進む。日本初の技術が人類にとって大きな発見につながるか、期待が高まると森氏は述べている。🔭🛰️📡🧠🏢🛜☔️☁️☀️🌡️🎓🏢🗻🔥🌳💡💬📻⚡️🏙️🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🏢⚡️👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇺🇸🇪🇺
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