2026.11.2 日本経済新聞の記事「令和なコトバ:『めくれる』」から
怪しい隠語がオモテの世界に
コラムの著者 福光 恵氏(ライター)が取り上げた言葉は、「めくれる」である。裏社会の怖いニュースが目立つ近年であるが、裏社会でつきものが隠語の類であろう。今若年層で流行している「めくれる」もその1つだという。インターネット時代に裏社会から堅気の社会に流れ込んだこの言葉について語っている。
○いわゆる業界用語が一般語に
福光氏によれば、子どもの頃、よくおじさんたちが言っていた逸話を思い出したという。「任侠映画」を映画館で見た後、サングラスを下にズラして、肩を切って歩いてしまうという話である。最も、その歩き方は親分というよりもチンピラだが。
さて、今回の「めくれる」も任侠用語から生まれたという説があるという。めくれるは、そのままの用語では、ポスターやささくれとか、紙などの一部が物理的に裏返るという様子を示す言葉である。だが、任侠映画などで使われる花札やトランプカードが裏返って、中身が見えてしまうことの例えから、やがて、任侠の世界では、嘘がバレたり、隠していた悪いことが露見することを指すようになった隠語である。
この言葉が一般社会(堅気の世界)に広がったのはSNSなどを通じて、有名人らの秘密をバラすのが仕事の「暴露系ユーチューバー」が登場するのに合わせて、「めくれていない過去」「本性がめくれた」のように使われることが増えたという。そこからネット社会では一般用語になっていった。
裏社会→映画→暴露系ときた後の現在の第4形態の「めくれる」は、特に若年層に広がっているという。半グレやトクリュウなど新しい名前がついて、任侠界も堅気界も、境界線が見えにくくなっているという。⚔️♣️♦️♠️♥️🎴💬⚡️☕️📱🛒🛜👧👦🚙🎥⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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