2026.5.2 日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き)端午節」から
「こどもの日」に大人の事情
コラムの著者 阿辻 哲次氏(漢字学者)が取り上げた漢字は「端午節」である。端午の節句は「端」が「はじめ」の意味、「午(うま)」は数字の5を示し、旧暦5月の最初の午の日で、今年は新暦で6月19日であるという。端午は中国文化圏では春節・晴明・中秋の四大節句の1つで、中国や台湾ではその日の前後と合わせて休日とするという。
◯世界で初めて「こどもの日」を定めたのはトルコ
阿辻氏によると、端午節が「こどもの日」になった経緯は、日本独特である。日本では別名「菖蒲の節句」と言われ、その「菖蒲」が「尚武」(武力を尊ぶ)と同音であったことから、武家が武者人形や鎧兜を飾って男児の健やかな成長を祈った習慣があるという。
だが、武家に生まれた男児への武運長久祈願が「こどもの日」になることには男尊女卑の感が否めない。国会でも戦後議論があり、結果として「国民の祝日に関する法律」の「こどもの日」の条項に、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と母への配慮を文言に加えることで、決着したとのことである。
世界的にも初めて「こどもの日」を定めたのはトルコで、建国の父ケマル・アタテュルクが初めて国民議会を召集した4月23日を「国民主権とこどもの日」とした。各国で制定日は異なるが、1925年8月ジュネーブ開催の「子どもの福祉世界会議」が定めた「国際子どもの日」(6月1日)は多くの共産圏諸国はこの日を「こどもの日」としているという。「こどもの日」にも、いろいろ大人の事情があるようだと阿辻氏は説いている。🎏🖌️👦👶🏫💬👩🤝❤️👦👧💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇹🇷
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