【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「中外時評:『50歳真ん中社会』の設計図は」から

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2026.8.5  日本経済新聞の記事「中外時評:『50歳真ん中社会』の設計図は」から

50年前、日本の人口の真ん中はおよそ30歳

コラムの著者 辻本 浩子氏(日本経済新聞社 論説委員)によれば、日本は少子化と長寿化を半世紀かけて「30歳の真ん中」を「50歳の真ん中」に変えたが、社会構造の変革はまだ進んでおらず、さらに少子化が進み、日本社会の活力に影を落としかねないと警鐘を鳴らしている。

○社会の仕組みは30歳時代のままが色濃い

店のスタッフが足りない。介護の担い手がいない。バスが運休する。こういった少子化による人口減はひしひしと日常生活に影響を与えている。

辻本氏によれば、日本は少子化と長寿化を半世紀かけて「30歳の真ん中」を「50歳の真ん中」に変えたという。国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料集によれば、日本の「中位数年齢」は2024年、50.1歳であった。「中位数年齢」とは、赤ちゃんからお年寄りまで人口の分布を見た時、ちょうど順位の真ん中にくる年齢をいい、平均年齢より突出した値の影響を受けにくく、人口構造を掴む指標の1つである。2024年に50歳代にのったのは初めてである。50歳以上が人口の過半数を占め、ちょうど50歳なら「若手のグループ」に入ることになるという。

この値は世界的に見ても突出して高い。主要7カ国(G7)では、米国の39.1歳と最も若い。カナダ(40.3歳)、英国(40.7歳)、フランス(42.5歳)がこれに続く。日本同様に少子高齢化といわれているドイツよイタリアは40歳代後半である。

しかし、かつては日本も若かった。戦後復興の1950年は22.3歳、50年前の1975年には30.6歳だった。日本の少子化傾向は、ちょうどこの1970年代半ばに始まったという。日本は少子化と長寿化を半世紀かけて「30歳の真ん中」を「50歳の真ん中」に変えたことになる。

当然、「中位数年齢」の高齢化は、日本政府の対策も異なることになる。介護や医療の体制整備はもちろん、人口減少の中、社会構造を維持するための仕組みづくりが必須となる。さらに少子化対策は今後も重要で、何が若年層の結婚や子育てを敬遠させているのかという原因の直視が、「50歳社会」を活気づけるためにも必要であろう。その底辺に働き方の見直しがあると辻本氏は指摘している。仕事と子育てをさらに進めた全員参加型の社会にするための基盤が必要である。「30歳社会」の慣習を変え、「50歳社会」の設計図を新たに描けるか。これこそが日本の成長戦略になろうと辻本氏は提案している。👩‍💼🧑‍💼🏠🏢🎓💡💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇺🇸🇨🇦🇬🇧🇫🇷🇯🇵

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