2026.1.4 日本経済新聞の記事「感染症・がんに悩んだ恐竜:化石に証拠、生活探る手掛かり」から
巨体で力強く頑健なイメージとは違い感染症に苦しむ恐竜
コラムの著者 堀川みなる氏(日本経済新聞社)によれば、太古の地球を制した恐竜も実は人間と同様に感染症やがんに苦しんでいたことが、化石の解析をする技術の進歩で明らかにされようとしているという。研究が進めば、恐竜が暮らしていた環境や、苦しみの原因である病原体の正体を解明できるかもしれない。
○感染症の病原体の進化を知る手掛かりに
堀川氏によれば、ブラジルのカリリ地域大学などが中生代白亜紀(約1億4500万年〜66001万年前)に生息していた、首の長い竜脚類の脚の骨と見られる化石を調査した時、骨で細菌などが増える骨髄炎による死亡を確認し、2025年に学術誌「ジ・アナトミカル・レコード」に論文を発表している。化石を顕微鏡などで解析すると、炎症による海綿状の組織を発見したという。さらに化石が出土した場所では、他にも骨髄炎の痕跡がある恐竜の化石が見つかった。どうやらその地域が乾季に濁った水がたまり、繁殖した細菌などが水辺に暮らす恐竜に感染して、骨髄炎を起こしたという。
細菌やウイルスが原因の感染症は人類を脅かしてきた。最近では新型コロナウイルスやインフルエンザのウイルスがパンデミックを引き起こした。化石の研究から人類だけでなく恐竜も、さまざまな感染症に苦しんだ事実がわかってきた。さらに恐竜の化石から癌細胞も見つかっている。一連の研究で恐竜が感染症やがんを患った可能性を示すが、まだまだ太古の病気を正確に特定し診断するのは難しいという。
恐竜の病気を調べれば当時の細菌やウイルスの特徴、その後に病原体が進化した道のりを知る研究につながるという。💡🦕🎓🏢🗻🔥🌳🎓💡💬📻⚡️🏙️🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇧🇷
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