2026.2. 2 日本経済新聞の記「令和なコトバ :まである」から
極端な考え、控えめに伝達
コラムの著者 福光 恵氏(ライター)が取り上げた言葉は、「まである」である。不思議な言葉である。だが、10年以上も前のゲームが起源といった不確かな情報もあったり、すでに辞書に掲載されているという。
○「まである形式」として研究対象にまで発展
福光氏によれば、また、「まである形式」として研究対象にまで発展させている茨城キリスト教大学文学部の中山健一教授もいるほどだという。短命に終わる多くの若者言葉の中で比較的長く使われているカジュアルな日本語だという。その用例でコラムで紹介されたものは以下のようなものである:
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「あのアイドル、すっぴんの方が美しいまである」(美しい+ある)
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「しょぼさが逆にレトロで、リピートしやいまである」(リピートしたい+ある)
といった、これまでにない「形容詞+動詞」や「動詞+動詞」の組み合わせが不思議な響きをもっているという。
これまでの用法では、「その市長室にはシャワールームまである」とか、「そのキャラクターのグッズには、正月のしめ縄まである」といった、主語はシャワールームなどの名詞で、動詞の「ある」と違和感なくつながっている。
中山教授によれば「従来の文法形式などでは表現しにくい意味を持つ新しい文法形式が生まれる時、SNSなどのコミュニケーションの言葉として使われながら、意味が定着していく過程があり、そこが研究の対象とした」ところだという。こうして研究からわかったことは、「まである」の意味は、一言でいうと「極端さ」だという。さらに大きく2つの特徴があるという:
- 使う人の主観的評価で極端さを表す。
- 多くの人の常識や一般的感覚とは違う極端さを表す
といった具合に、「…といって過言ではない」には簡単に置き換えられない場合に使われると言う。さらに、わざわざ、「まである」を追加しなくても意味は通じるところも特徴であるという不思議な表現である。👧👦💬⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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