【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「私見卓見:現場の暗黙知を『組織知』に」から

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2026.6.23  日本経済新聞の記事「私見卓見:現場の暗黙知を『組織知』に」から

システムやAIへの巨大投資を行う企業に効果がでない要因

コラムの著者 田原 祐子氏(社会構想大学院大学教授・ベーシック代表取締役)によれば、この要因の一つにテクノロジーを支える前提である組織の構造に問題があるという。

◯現場の暗黙知が組織として再現可能になっていない

田原氏によれば、日本企業の強みである現場の暗黙知が、個人の経験や勘に依存したまま、組織として再現可能な形になっていないことだという。

まず田原氏は、日本企業の組織構造を

  • 第1階層:現場業務
  • 第2階層:マネジメント
  • 第3階層:事業・拠点
  • 第4階層:経営

の4階層からなるとみることだという。本来は各階層が連動する構造で、業務の可視化から重要事項の意思決定まで論理的に接続される必要がある。現実はほとんど機能しないで断絶があり、属人化かつ複雑化しているという。この断絶を埋めるのが「モジュール化」である。業務を要素に分解し、可視化・標準化することで、暗黙知が「組織知」に変わる。そうなれば拠点間の差異の要因まで分析できるようになる。再現性や透明性が高まると内部統制も実質的となる。

重要なことは「モジュール化」が効率化に留まらず、柔軟性と創造性を生むことであるという。業種を問わず、現場の暗黙知が構造化されたとき、経営の階層から現場まで一気通貫で繋がり、人材育成が進み、業績も明確に改善するという。

日本企業はこれまで現場力で世界をリードしてきたが、その力を組織として再設計し改善する作業を後回しにしてきた。暗黙知を組織の構造として再設計できれば、現場の強みは初めて経営の意思決定につながる。変革の本質はテクノロジーの導入ではなく、企業のオペレーションシステム(OS)の再設計にある、と田原氏は示唆している。🏢🧑‍⚕️👦👩🤝👨💡❤️👦👧💰📓🗺️🚢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵

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