2026.9.2 日本経済新聞の記事「私見卓見:異文化対応力を培う心がけ」から
涵養に必要な3点
コラムの著者 家田 義也氏(ジャパン・インターナショナル・コンサルティング 米ミシガン州代表)によれば、自分とは異なる文化的背景を持つ相手と、気持ちの良い関係を築く能力を異文化対応力と呼ぶという。家田氏はこの異文化対応力の涵養に必要な3点の心がけを示している。
◯分かり合えないことも良しとする共存の知恵
家田氏が示したのは、次の3点である:
- 五感を使って相手の文化を体験すること
- 飲食、音楽、スポーツ、イベントなど興味が湧いたことを思い切って体験すること。こうして得られた肌感覚は相手の文化的背景を理解する際に、非常に役立つと言う。また、気に入ったり好きになったことがあれば、すぐに相手に伝えれば喜んでくれるだろう。これが心の距離を短縮してくれる。
- 相手の行動を変えようとするのではなく、自分の行動を変えること
- 文化によっては直接的なコミュニケーションを望むことある。「察してくれるだろう」と期待するのではなく、はっきり言葉で伝える工夫をしよう。意識的に自分の行動を調節する。このような配慮は相手にも伝わりやすい。そうすれば相手も配慮してくれる。逆に自分に合わせてくれることを期待することは、場合によっては、自分の文化を相手に押し付けることになり、良い関係ができなくなる可能性もある。
- 同じ人間としての共通点を見出すこと
- 相手を知ろうとする意思が必要だが、共通点が見つかった場合の嬉しさは大きく、その嬉しさは相手と共有できる。自分とは異なる文化的背景を持つ相手と、同じ人間として分かり合えたと感じる瞬間は、誰にとっても嬉しいことである。
また、分かり合えない部分があることをお互いに認識しておくのも良いことである。同じところもあれば違うところもあると理解することは、さまざまな文化をお互い違ったままで共存するための知恵であると家田氏は指摘している。💬🏢🧑⚕️👦👩🤝👨💡❤️👦👧💰📓🗺️🚢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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