2026.9.28 日本経済新聞の記事「令和なコトバ:キャリアピッジ」から
電子の海を越え、伝書バト
コラムの著者 福光 恵氏(ライター)が取り上げた言葉は、「キャリアピッジ(Carrier Pidge)」である。米国発のアプリの名前で、直訳すると「鳩の運び屋さん」、「伝書鳩」である。この言葉を「言うことを聞かないメッセージアプリ」みたいなものに使う。
○不便さをわざわざ味わうようなアナログ風なアプリ
福光氏によれば、伝書鳩は、脚に通信文を括り付け、巣に戻ろうとする本能を利用して遠く離れた相手に通信文を届けるハトである。戦時中の軍事上の通信や新聞社の写真の送付など、本当に伝書鳩が使われた時代があったという。
そんな伝書鳩がメッセージを運んでくれるという設定で、送り先の位置情報までどれくらい離れているかを計算し、その距離に応じて到着までの時間が変わると言う。このアプリは伝書鳩の飛行速度をまねるだけでなく、生き物だからこそのアクシデントも再現する。本物のように迷ったり、最悪、届けるミッションが遂行されないまま行方不明となる事故も、一定の割合で仕込まれているという。福光氏によれば、伝書鳩が今、どこを飛んでいるかを、マップ上を飛んでいるハトのイラストで確認できたり、メッセージの画面は昔の手紙のようにセピア色に変色したり、アナログ時代の手紙へのリスペクトがあちらこちらに感じるところが楽しいという。
「キャリアピッジ」は、通信の世界の時間が逆戻りして、不便をわざわざ味わうようなアプリで、瞬く間に世界で大ヒットとなった。皆さんは時間の逆行をどう感じますかね。✉️🐦🏢💬⚡️☕️📱🛒🛜👧👦🚙🎥⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇺🇸
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