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2026.3.5   日本経済新聞の記事「Deep_Insight:SaaSに迫る転生の時」から

利用主体の変化についていけない企業はソフトの恩恵を享受できず衰退する

コラムの著者 村山 恵一氏(日本経済新聞社 コメンテーター)によれば、ソフトウェア産業は50年以上の歴史があるという。この間、銀行口座の管理、給与計算から情報の検索、コンテンツの視聴まで、人々や組織の営みの隅々にソフトウェアが浸透してきた。

◯利便性・生産性はAIによって格段に上がるが、勝手な行動や暴走を防ぐ手段が必須

村山氏によれば、クラウドサービスやスマートフォンの普及でソフトウェアを取り巻く環境は何度も変わったが、「利用者は人間」が常識で前提であった。だが、ソフトウェアの利用は人からAIに移り始めた。この交代劇がいまテクノロジー分野で起こる事象の背景にある。それはソフトウェアをAIが使うことで、テック業界に大きな意識変革が必要となってきたからである。

つまり、人間の顧客相手からAIを顧客とするパラダイムシフトが起こっている。一方、AI開発のアンソロピックによって「SaaSの死」が囁かれており、「専用のソフトウェアを買わずとも、AIで済む」との連想だが、それほど簡単ではなく粗い議論だと村山氏は警告している。確かに凡庸なSaaSは有能なAIに飲み込まれるだろう。だが、重要な役割を担うソフトウェアなら、利用主体が人間からAIエージェントになるだけで、存在意義はあり続ける。

今後AI専用のSaaSが次々に生まれてくるだろう。つまり、SaaS企業は待ち受けるのは行き止まりの「死」とは限らないと言う。新しいソフトウェア環境に適応する「転生」を問われている。

ソフトウェアの利用権がAIエージェントに渡れば、人の介入は減り、業務の自動化レベルが格段に上がるだろう。利便性・生産性はAIによって格段に上がるが、勝手な行動や暴走を防ぐ手段が必要となってくる。

このようなパラダイムシフトに鈍い企業は、ソフトウェアの真の恩恵を受けることなく、じわじわと競争力を落とし、まさに死活問題となろうと村山氏は警告している。🧑‍💻🧑‍💼🚙🧠🤖💬💻🚗🚀🧑‍🔬👩‍🔬🔬👧📈💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵

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