【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き) 唐音:『けんちん汁』を漢字で書くと」から

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2025.12.13  日本経済新聞の記事「(漢字そぞろ歩き) 唐音:『けんちん汁』を漢字で書くと」から

漢字の音読みに漢音と呉音、さらに唐音がある

コラムの著者 阿辻 哲次氏(漢字学者)によれば、日本と中国の歴史から、漢字の音読みに相違があり、それを事例を含めて紹介している。

◯基本となった中国語の時代と地域が読みの差を与えた

阿辻氏によれば、平家物語の「鹿ヶ谷の陰謀」に由来した事例があるという。後白河法皇が俊寛僧都らと平氏に対してクーデターを計画し、京都の東山山中の鹿ヶ谷近くで密議を行ったのが、「鹿ヶ谷の陰謀」である。ことの後半の宴席で、「瓶子(へいし)」、つまり神に酒を供える器がコケたことから「平氏が倒れた」ということで盛り上がったという。ところで、この瓶子は、「へいし」と発音するが、瓶だけだと「ビン」と発音する。これは、音読みの由来が中国の唐による唐音だからだという。

漢音と呉音は音読みの基礎となった中国の時代と地域が異なり、大まかに言えば、遣唐使がもたらした音が漢音、呉から朝鮮半島の百済から日本に来た渡来人日本に伝えたのが呉音であるという。漢音と呉音は大まかな使い分けが行われ、「生物」や「行動」など一般的な漢語では漢音が、衆生や行者など仏教関係の語彙には呉音が使われているという。しかし、漢や呉の時代以降も日中の交流は続き、そんな交流で使われた漢字音を唐音という。行燈・行宮で「行」は「アン」と読み、暖簾をノレン、剽軽をヒョウキンと読みのが唐音であるという。

冬の寒い季節のご馳走に鎌倉にある建長寺を発祥とするけんちん汁がある。これを漢字では「巻繊汁」と書くという。繊は大根や人参、ごぼうなどと豆腐を細く切ることで、これを油で炒め味付けしてから、湯葉か油揚げで巻いて揚げた汁物から「巻繊汁」となるが、漢音、呉音とも「繊」は、唐音で「チン」と呼ぶことから来ているという。🥢🫙🧑‍⚕️👦👶🏫💬👩🤝❤️👦👧💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇨🇳

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