2026.10.10 日本経済新聞の記事「こころの健康学:同じ話でも、聞き手にとっては違う学びがある」から
主体性を大切にしながら話をすれば良い
コラムの著者 大野 裕氏(認知行動療法研修開発センター)は今月、学会ではなく一般の方を前に講演をする機会が続くという。ただ、気になるのは、何度の大野氏の講演会に参加して、最前列近いところに毎回座ってくれる方々がいると落ち着かなくなるという。
◯同じ話でもこころの状態によって新しい気付きがある
大野氏によれば、それは各回の講演が似たような演題であるためもあり、こういった毎回参加してくれる方と、また同じ話をして、同じ冗談を言っていると考えているのではないかと、緊張してくるという。何とかもう一捻りが必要とも考えていた。
友人にこの不安を話したところ、一曲ヒットを出した歌手だと思っていればと、笑いながら言われたという。つまり、一種のファンで、大野氏の話が好きなのだと考えれば良いという。そう受け止めれば少しは気持ちが楽になる。ほどほどの緊張と集中力が高まるので、それ自体は悪いことではない。
そこで、その何度も足を運んでくれる方に聞いてみた。驚いたことにまた違った解釈が出てきた。その人は同じ内容であっても、その時によって耳に入ってくる情報が違うのだという。つまり、聞き手が気になっていることが耳に入ってくるのだという。しかも、こころの状態によって新しい気付きがあり新鮮に聞くことができるという。このコメントを聞いて大野氏は、自分がどう見られるかに囚われすぎていたことに気付いた。講演を聞いている人は主体的に話題を取捨選択し、自分のために役立てているから、大野氏はその主体性を大事にしながら講演を進めれば良いと考えるようになったという。💬❤️🧠👩💻📖✒️📕🧑⚕️👦👩🤝👨💡👦👧💰📓🗺️🚢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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