【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「デジタル時評:IT,垂直統合が復活」から

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2010.11.08の日経産業新聞の「デジタル時評:IT,垂直統合が復活」から

50年前のデジャブか、アプライアンス対クラウド

嘗てのメインフレーム時代(60年代)からダウンサイジングに移行し、IT業界もアプライアンス(ハードウェアとソフトウェアをバンドルし、特定の機能を強化したコンピュータ群)、さらにクラウドコンピューティングへと移行してきている。

コラムでは、垂直統合(1社の製品で組み上げて提供する方式)が影を潜め、今は自社内のリソースプールを有効に活用するために、クラウド化が進んでいるという。

ただ、米サン・マイクロシステムズを買収した、データーベースの世界的大手のオラクルは、再び、自分たちが壊したIBMの垂直統合を唱え始めた。オラクルはIBMの当時の戦略同様、ソフトに対応したハードウェアを選別し最高機能を誇るアプライアンスを進めるのだという。性能の向上と信頼性は垂直統合だからこそできると主張する。ただ、言い換えれば、クラウドコンピューティングに大きな危機感を、ソフトを軸とした米オラクル、IBM、独SAPが感じていることは事実のようだ。

この勝敗は、企業それぞれが持つ性能や機能にどれだけ柔軟に応えられるかに掛かってきている。ただ、海外では、日本の大手ITソリューション企業のように「クラウド」一辺倒でもないことを知っておくべきだろう。

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