2025.10.14 日本経済新聞の記事「偽情報見破る教育力:フィンランド教育相に聞く」から
幼少期から批判的思考養う
インタビュー(聞き手:芦川美奈(日本経済新聞社))されたアドラークロイツ氏(フィンランド教育大臣)は、各地からインターネット経由で広がる偽情報に対して、情報を読み解く思考能力を学ぶ「メディアリテラシー」教育が効果があるとの見方を示している。
◯ロシアのウクライナ侵略で戦争の脅威を肌で感じるようになった
アドラークロイツ氏は東京都内で日本経済新聞の取材に答えた。フィンランドはロシアの隣国で、1300キロメーロルを超える国境で接している。東西冷戦時代は中立を保ったが、2023年に北大西洋条約機構(NATO)に加盟した。
ウクライナ侵略で戦争の脅威は日常でも感じられるようになったきた。だが、「安全保障をめぐる教育の方針や体制は変えていない」とアドラークロイツ氏は語っている。フィンランドが長く力を入れてきたメディアリテラシー教育により、世論が国外勢力に操作されるリスクを低められるからだという。
SNSではロシア発とみられる偽情報が世界的に拡散している。移民問題など世論の分断を煽る投稿が各国で増えた。SNSの「情報戦」対策は世界的な課題である。フィンランドでは数十年前からメディアリテラシーが教育課程に組み込まれ、幼少期からクリティカル・シンキング(批判的思考)を養っている。欧州の機関が公表する「メディアリテラシー指数」では7年連続で世界1位である。
クリティカル・シンキングでは生徒には具体的にニュースを読んだら、その情報源を確認したり、発信者の意図は何かを考えることを求めている。AIで偽動画が簡単に生成できるようになり、批判的にニュースを読む力の重要性は一段と高まっている。🧑⚕️👦👶🏫💬👩🤝❤️👦👧💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇫🇮🇷🇺🇺🇦
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