2026.5.23 日本経済新聞の記事「こころの健康学:強い感情、まず一息つく」から
役職者自身のこころの整え方
コラムの著者 大野 裕氏(認知行動療法研修開発センター)は、前回の話題がパワハラを恐れるあまり、きちんと指示が出せない役職者が増えたと書いたが、逆に上司にハラスメントまがいの態度をとって、上司が精神的に参ってしまうケースも増えているという。
◯問題になるのは内容ではなく、話し方である場合が多い
大野氏によれば、役職者に対する部下からの態度も鑑みて、企業側も厳しい言葉をかけた上位者を一方的に非難することはせず、不当な訴えはきちんと対応して、問題のある社員には適切な注意をとるといった姿勢が重要だという。上下関係とは無関係に、従業員が危険な状況に陥らないためにも、一定の厳しさを認めている。
一方で、厳しい言葉や態度のために部下が萎縮することも避けねばならない。このときに問題になるのが、注意の内容ではなく、言い方や話し方にある場合が多いと言う。例えば厳しい口調や態度で相手を注意すると、相手も同じような口調や態度になりやすい。注意している方はますます厳しく一方的な態度をとるようになってしまう。
こうしたことが起こるのは、感情が伝染するからだという。怒りなどの厳しい感情が表に出ると、相手のこころにも同じような厳しい感情が沸き起こってくる。その結果、お互いの厳しい感情がぶつかり合って、さらに関係が悪くなる。こうしたことは会社の人間関係だけでなく、家庭や友人、学校などどこにでも起こる。
これを避けるには、強い感情が湧き上がった時は、それをそのまま相手にぶつけるのではなく、一息つくことを薦める。その後、自分が伝えたいことを冷静に伝えるようにすることだと大野氏は示唆している。💢💬🧑⚕️👦👩🤝👨💡👦👧💰📓🗺️🚢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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