2025.10.5 日本経済新聞の記事「<サイエンスNextViews> カムチャツカ巨大地震の謎」から
発生間隔に「未知の関係」
コラムの著者 久保田 啓介氏(日本経済新聞社 編集委員)によれば、ロシア・カムチャッカ半島付近で今年7月30日に発生、日本沿岸に津波警報が出たマグニチュード(M)8.8の巨大地震から約2ヶ月が経過したが、研究者の多くがそのメカニズムに対して謎が残っていると言っている。
○1952年に同じ海域でM9クラスが発生
久保田氏によれば、わずか73年後に再発生したことが謎だという。この地震は太平洋プレートが沈み込むことで起こり、同じプレートが引き起こす点で2011年の東日本大震災と共通しているという。東北地方の太平洋沖では869年の貞観地震から数百年ごとに大地震が繰り返されてきたと見られるが、この周期説にも一石を投じているという。
ただ、東北沖とカムチャッカ半島周辺とで間隔が大きく異なるのはなぜかははっきりしていない。今の地震学では説明できない「ミッシングリンク(未知の関係)」があるとみる研究者もいるという。大地震のメカニズムは最新の科学をもってしてもなお不明な点が多いという。
日本周辺の地震と類似点が多いことから、研究を尽くし、成果を日本の防災に役立ててほしいと久保田氏は期待している。🫨💡🎓🧠🏢🗻🔥🌳🎓💡💬📻⚡️🏙️🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇷🇺
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